職場の人間関係がうまくいかなくて、心が折れてしまいそうになっていませんか?そんな辛い時に元気が出る偉人たちの言葉・名言をご紹介します。
辛い時に元気が出る言葉・名言【職場の人間関係の悩み編】
職場の人間関係で悩んでしまって辛い時に元気が出る言葉・名言を10個お届けします。素敵な言葉をあなたなりの自由な解釈をして、是非救われて欲しいと思います。
辛い時に元気が出る言葉・名言①
マハトマ・ガンディー
他人に変わって欲しければ、自ら率先して変化の原動力となるべきだ。
(インド独立の父—1869~1948)
よく、「人は感情に基づき行動し、論理で正当化する」こういう言葉を耳にします。つい、「ああしろ」「こうしろ」と口が酸っぱくなるほど言ってしまったり、理攻めで言い聞かせてしまって、どうして自分の意図をくみ取ってくれないんだろうと悩んだときに、ハッとさせられる言葉ですね。
辛い時に元気が出る言葉・名言②
アルフレッド・アドラー
他人からの賞賛や感謝など求める必要はない。自分は世の中に貢献しているという自己満足で十分である。
(自己啓発の父―1870~1937)
この言葉は理にかなっていて、世の中に貢献しているという自己満足だけで、脳内に幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されることが分かっています。他人からの評価なんて、狙って得られるものではありませんから、他人からの評価に振り回されて辛いときに、元気が出る言葉ですね。
辛い時に元気が出る言葉・名言③
ロバート・フロスト
人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ。
(米国の詩人―1874~1963)
「こうしてはいけない」「そうしないといけない」「こうするべき」、私たちの脳内には、正しいと信じて疑わない大なり小なりの信念があります。その信念に相手が反したときに、人は怒りをおぼえてしまいます。他人の言動で怒りが湧きおこったとき、そういう考えもあるんだと受け入れて信念を広げることで、人を許せて円滑な人付き合いができるようになっていくんでしょう。
辛い時に元気が出る言葉・名言④
アルフレッド・アドラー
陰口を言われても嫌われても、あなたが気にすることはない。相手があなたをどう感じるかは相手の課題なのだから。
(自己啓発の父―1870~1937)
職場の同僚が自分のことをどう思っていようと、それは同僚の自由だと思う反面、実際に陰口を言われたときは辛いものですよね。だけど、相手が自分を嫌うか好むかは、自分がどう頑張ったところでコントロールできるわけではありません。どう頑張ってもできないことをどうにかしようとすることで苦しんでしまうのかもしれませんね。
辛い時に元気が出る言葉・名言⑤
斎藤茂太
他人に花をもたせよう。自分に花の香りが残る。
(日本の精神科医―1916~2006)
同僚が優秀な成績をおさめたとき、後輩に先を越されたとき、劣等感にさいなまれてしまって、素直に褒めることができなかったりしますよね。だけど、ドイツのある大学の研究チームは「自分のことだけ考えたときより、人に与える行動をしたほうが幸福感が高い」という旨の発表をしています。一旦、妬むのは仕方ありませんから、そのあと、心から相手を褒めたたえてあげると、この言葉の真意がきっと分かりますよ。
辛い時に元気が出る言葉・名言⑥
斎藤茂太
言葉はかけ算に似ている。かけ算ではどんな数も最後にマイナスをかけたら、答えはマイナスになる。
(日本の精神科医―1916~2006)
マイナスでも偶数回かけたらプラスになるという屁理屈は、さておいて、つい相手を傷つけるような言葉を発してしまうことがありますね。人は言葉を発するときというのは、そんなに深く考えていません。深く考えながら喋っていたら、何も喋れなくなってしまいますから。つい心にもない酷いことを言ってしまったとしても、最後の言葉だけはプラスな言葉を発するように心がけていきたいところですね。
辛い時に元気が出る言葉・名言⑦
ボブ・ディラン
君の立場になれば君が正しい。僕の立場になれば僕が正しい。
(米国のミュージシャン―1941~ )
人間のパーソナリティは遺伝と環境で作り上げられますから、親も違えば育ってきた環境も違う人の意見や主張、言動を理解できないことがあるのは当然のことと言えば当然のことですね。自分が絶対的に正しいと思うんじゃなく、そういう考えもあるんだと理解しようとすることで、少しは元気が出てくるのではないでしょうか。
辛い時に元気が出る言葉・名言⑧
エレノア・ルーズベルト
あなたの心が正しいと思うことをしなさい。どっちにしたって批判されるのだから。
(米国の第32代大統領の妻―1884~1962)
「そんなのうまくいくわけないだろ!」こう言われていても、成功すれば「よくやったな!成功すると思ってたぞ。」と言われ、「これならうまくいくな!」と言われていても、結果が悪かったら「始めからダメだと思ってたよ。」と言われる。また、あんなに面白い漫画「ワンピース」だって、つまらないという人も存在しますから、みんながみんな、最初から最後まで応援したり肯定してくれることなんてありませんね。
辛い時に元気が出る言葉・名言⑨
フリードリヒ・ニーチェ
人が意見に反対するときはだいたいその伝え方が気に食わないときである。
(ドイツの哲学者―1844~1900)
私も残念なことに、取引先への要望をプレゼンテーションしたときは反対されて、同じ資料・同じ要望で上司がプレゼンテーションしたときは主張が通ったときがありました。当時は「人で決めるんかい!」と思いましたが、それと同時に「それだけでいいんだ!」とも思いました。伝え方を磨くことで、これからの人生が飛躍していくに違いないでしょう。
辛い時に元気が出る言葉・名言⑩
ウォルト・ディズニー
正直に自分の無知を認めることが大切だ。そうすれば必ず熱心に教えてくれる人が現れる。
(米国のアニメーター―1901~1966)
少しでも知っていると、ついつい知ったかぶりをしてしまって、誰も教えてくれなくなってしまうことがありますね。反対に、無知を認めすぎて自分で調べようともせずに1から10まで人に教えを乞おうとしたときも、人は教えたがりませんから、絶妙な加減が必要なところだと思います。
辛い時に元気が出る言葉・名言—おまけ
最後に、日本を代表するポジティブかつ熱い男の言葉で、辛い時に元気を出していただきたいと思います。
松岡修造
何を言われてもイライラしなーい。
(日本の熱い男―1967~ )
感情と体の状態は相互作用しますから、「イライラしない!」だと力が入ってかえってイライラしてしまう可能性があります。「イライラしなーい。」という気の抜けた感じが、力みをなくして気持ちを軽くしてくれるのではないでしょうか。あの熱血な男性が、あえてこの表現をしているところがそれを物語っていると感じています。