仕事を辞めたいけど、いくら貯金があればいいのか不安でしかたない...という時期が私にもありました。
ひとつの目安として「貯金100万円」で仕事を辞めようという人が多いようですが、本当に「貯金100万円」で大丈夫なのでしょうか?
無職経験者である私が本音をお伝えしていきます。
この記事で解決できるお悩み
- 仕事を辞めたいけど貯金100万円でやっていける?
- 貯金100万円だと何ヶ月働かなくてすむのかな...
- お金の心配を減らす方法を知りたい
この記事では、「貯金100万円で仕事を辞めるのは正直キツイ」ということ、だけど「社会保険給付金を活用すれば2年は余裕」ということをお伝えしていきます。
社会保険給付金の制度を理解すれば、最悪、貯金がなくても2年間くらいは、「無職でもお金の心配をすることなく生活できるな」と安心していただけると思います。
貯金100万円で仕事を辞めるなら社会保険給付金を受け取ること!
貯金100万円で仕事を辞めるのは正直キツイです。お金で苦しまないためには、社会保険給付金を受け取るようにしてください。
なぜキツイのかというと、住民税・健康保険料・年金保険料を1年間支払うだけで、悲しいことに100万円は無くなってしまうからです。(詳しくは次の章で)
せっかく仕事を辞めれたとしても、すぐにお金が無くなって、ゆっくりする暇もなく、ツラーい仕事をまた始めることになってしまうかもしれません。
せっかく仕事を辞めるんですから、お金の心配をなくして、しっかりと心と身体を休めるようにしましょう!
辞めたあとに受け取れる社会保険給付金とは?
仕事を辞めたあとに受け取れる社会保険給付金は、主に2つあります。
ひとつは、みんな知っている失業手当(雇用保険)。もうひとつは、あまり知られていない傷病手当(健康保険)です。
それぞれ、どれくらいの期間、いくらもらえるのかというと、月収30万円の給料をもらっていた人の例をあげてみます。
例.月収30万円の人 | ||
失業手当 | 金額 | 約18万円/月 |
期間 | 3~10ヶ月間 | |
傷病手当 | 金額 | 約20万円/月 |
期間 | 最大18ヶ月間 |
この2つを組み合わせることで、仕事を辞めてから21~28ヶ月間は、お金を受け取りながら生活することができます。
ちなみに傷病手当とは、その名の通り「ケガ」や「病気」で働けなくなった人のための制度なのですが、「会社に行くのが辛い」というメンタル的な不調も対象となっています。
だから、ストレス社会と呼ばれている現代の日本では、一部の「やる気満々な人」を除いて、ほとんどの人がこの制度を利用することができるんです。
社会保険給付金を受け取るにはどうしたらいい?
失業手当(雇用保険)は知っての通り、ハローワークに行けばいいだけです。だけど、傷病手当(健康保険)は、そう簡単にはいきません。
中には、傷病手当の手続きを自分でやって、途中で健康保険組合の審査に通らなくて1ヶ月分しかもらえなかった人もいるそうです。
失業手当
離職票を持ってハローワークで手続きをするだけで、誰でもできるほど簡単。
傷病手当
申請のタイミングや提出書類にポイントがあるようで、とにかく煩雑。
では、どうすれば傷病手当(健康保険)を18ヶ月間もらい続けることができるのかというと、社会保険給付金サポートをやっている退職コンシェルジュを利用することをおすすめします。
「せっかく申請したのに受け取れなかった...」なんてことにならないように、難しいことは、その道のプロにおまかせしましょう。
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▼退職コンシェルジュの詳細は、こちらの記事をどうぞ。
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仕事を辞めると息をするだけで貯金100万円が消える
仕事を辞めて収入が無くなってはじめて「生きるだけで、こんなにお金がかかるのか...」ということを痛感します。
なぜなら、贅沢したり娯楽に奔ったりしていなくても、税金・保険・年金で貯金100万円は消えてしまうからです。
つまり、仕事を辞めると息をするだけで貯金100万円は消えるということです。
どんなに貧乏生活をしたとしても、この世に存在しているだけで貯金100万円は消えてしまうんです。
忘れたころに来る住民税
仕事を辞めて、ひと段落ついたころに住民税の支払通知がやってきます。
「そんなお金払えないよ...」と思っても、残念ながらどう頑張っても免除してもらうことはできません。(生活保護受給者は免除してもらえるようですが...)
私が仕事を辞めて払った1年間分の住民税は、21万5千円でした。
通帳が悲鳴をあげる健康保険
毎月3万2千円ずつ引き落とされる健康保険料で、通帳が悲鳴をあげていました。
「病院には行かないから、もう払いません!」とは言えないようで、日本に住んでいる人全員が加入するように義務づけられているから、払わないという選択肢がありません。
私が仕事を辞めて払った1年間の健康保険料は、38万3千円でした。
地味に痛めつけられる国民年金
毎月1万6千円ずつ引き落とされる国民年金保険料は、地味に痛めつけてきます。
「1万6千円程度なら払ってやるか」と最初は強気でしたが、毎月毎月払っていくのは地味に苦しくなってきます。
私が仕事を辞めて払った1年間の国民年金保険料は、19万7千円でした。
住民税・健康保険料・国民年金保険料、この3つだけで1年間合計83万円が消えてなくなりました。これにスマホ代を加えたら貯金100万円ごときは、はかなく消え去っていくんです。
だから、無職経験者の私から言えることは、「貯金100万円で仕事を辞めるのは正直キツイ」ということです。
※住民税・健康保険料は収入によって金額が異なるので、仕事を辞める前にご自分の収入をもとに計算してみてください。
貯金100万円だけを頼りに仕事を辞めると必ず後悔します
ここまでの内容で、貯金100万円だけを頼りに仕事を辞めてしまうと後悔してしまうことが容易に想像できたはずです。
せっかく仕事を辞めたのに、後悔してしまったり、もっと辛い思いをしてしまったりすることがないように、無職経験者である私の言葉を見逃さないようにしてください!
ここでは、私が仕事を辞めてから、お金で悩んだ経験を洗いざらいお話ししていきます。
貯金の減りを見て精神が不安定に
仕事を辞めてから最初のうちは、「まだまだ貯金があるから」という気持ちで、遊びに行ったり、お酒を飲みに行ったり。貯金残高は、ほとんど見ていませんでした。
仕事を辞めて2,3ヶ月たったときに、ふと残高を確認してみると「-60万円」。このとき、ようやく焦りを感じて、ことの重大さに気づきました。
自分には収入がないんだ!と。
貯金がみるみるうちに減っていくのは、想像以上に焦りとか不安が大きいです。
その結果、まともな判断ができなくなって怪しい投資のお話にのっかってしまうことに...。そうして、仕事を辞めてわずか数か月で100万円が消えてなくなってしまいました。
これを読んでいるあなたは、収入がないときに投資に手を出してしまうことだけはやめてくださいね!
漠然とした将来の不安で眠れない
仕事を辞めるとハンパじゃない開放感を感じて、今まで経験したことがないくらい心がスッキリします。
しかし、貯金残高が減ってくると、だんだん心にくもりが見え始めます。
友達や周りの人たちが羨ましく見えたり、自分が情けなく感じてしまったり。そして、一番きつかったのは、漠然とした将来の不安にさいなまれることでした。
- 友達はたくさん稼いでいるのに自分は...
- こんな底辺の生活を続けて何になるんだろう
- このまま一生貧乏だったらどうしよう
こんなことを考えて、眠れないこともよくありました。
要するに、“貯金と精神状態は比例する”のです。
これが無職経験者である私から、無職の後輩になるであろう、あなたに伝えたいことです。
仕事を辞めても後悔しないためには
仕事を辞めても後悔しないためには、貯金を100万円から1円たりとも減らさないことです。
なぜなら、貯金と精神状態は比例しますから。
貯金を100万円から減らさないためには、次の2つの方法が現実的でしょう。
- アルバイトや在宅ワークで必要最低限のお金を稼ぐ
- 「失業手当」と「傷病手当」を受け取る手続きをする
「失業手当」と「傷病手当」この2つを組み合わせると、お給料の60%~65%の金額を毎月もらえて、最大で28ヶ月間も受け取ることができます。
ただし、「傷病手当」の申請はかなり複雑だから、自分で申請するのはハードルが高すぎます。ここは、社会保険給付金サポートの退職コンシェルジュに力を貸してもらいましょう。
退職コンシェルジュを利用“する”“しない”にかかわらず、「失業手当」と「傷病手当」であなたが実際にいくら受け取れるのかを、無料相談で計算してもらえます。
仕事を辞めようと考えているなら、無料説明会に参加してお話を聞いてみるだけでも未来が明るく感じられますよ!
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退職コンシェルジュについて、▼こちらの記事で詳しく解説しています。
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貯金が200万円あっても無職だと1年が限界
さて、ここまで貯金100万円で仕事を辞めるのはキツイというお話をしてきました。そこで思うのが、「じゃあ200万円あったら大丈夫なのかな?」ではないでしょうか。
正直にお話しすると、貯金が200万円あっても収入がないと1年が限界です。
実際に私は、仕事を辞めてからの1年間で200万円を使い切ってしまいました。これは、怪しい投資に失敗したお金は含まれていません。
節約しながら、生活を切りつめながら過ごしたにもかかわらず、この金額です。
▼詳しくはこちらの記事に書いています。
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つまり貯金だけを頼りに仕事を辞めるなら、貯金が200万円あったとしても1年しかもちません。無職経験者が感じた、貯金と無職期間の目安は次のような感じです。
貯金 | 無職期間 |
100万円 | 半年 |
200万円 | 1年 |
- パワハラ上司の理不尽に耐えぬいて貯めた100万円
- サービス残業への怒りを我慢しながら貯めた200万円
- 頑張っても頑張っても上がらない給料でなんとか貯めた貯金
この大切な貯金が、たったの1年以内に跡形もなく消えてしまいます。そして、またツラーい仕事を始めて「0」からお金を貯めていく。
こんなんじゃ、いつまでたってもお金に困りながら生きる道しか見えてきません。
今の仕事や職場の人間関係に疲れて、仕事をやめてしまいたい気持ちは痛いほどよくわかります。
ただ、言葉を選ばずに言わせてもらうと、「貯金の100万円や200万円で仕事を辞める」というのは、まだまだ計画が甘いということです。
どれくらい貯金があると仕事を辞めても大丈夫?
では、一体どれくらいの貯金があると仕事を辞めても大丈夫なのかというと、大事なのは貯金ではなく収入です。
なぜなら、何回も言っているように「貯金と精神状態は比例する」からです。
もし、億を超える貯金があるなら話は変わってきます。だけど、数百万円くらいの貯金なら、日に日に減っていく貯金と共に必ず心がすさんでいきます。
そうならないためには、仕事を辞めても貯金が減っていかないように、収入源をつくっておきましょう。
社会保険給付金サポートの退職コンシェルジュを利用して、「失業手当」と「傷病手当」の両方を受け取ることができれば、最大で28ヶ月間の収入を確保することができます。
ちなみに、私が仕事を辞めたときは、こんな制度があることを知らなかったし、誰も教えてくれませんでしたから、失業手当しか受け取っていません。
失業手当 | |
期間 | 3ヶ月 |
総額 | 55万円 |
だけど、退職コンシェルジュの存在を知ってから、もし「失業手当」と「傷病手当」を受け取れていたらと思って計算してみると...
失業手当&傷病手当 | |
期間 | 21ヶ月 |
総額 | 460万円 |
これだけもらえていれば、貯金は1円も減らさずに、充実した人生のお休みを過ごすことができたことでしょう。
言いたいことは、退職コンシェルジュを利用して、「失業手当」と「傷病手当」の両方を受け取ることができれば、あなたは貯金を減らさずに人生の充電期間を過ごすことができるということです。
あなたがいくら受け取ることができるのかは、退職コンシェルジュに無料相談すれば計算してもらえますから、聞くだけ聞いてみるのも良いと思いますよ。
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退職コンシェルジュについて、▼こちらの記事で詳しく解説しています。
▼合わせて読みたい
- 心が疲れたからしばらく働きたくない
- 頑張りすぎたから仕事辞めてゆっくりしたい
- 今の状況から抜け出すために勉強したい
- もう後悔したくないから自分探しの旅をしたい
仕事を辞める理由は、いろいろあると思います。だけど、共通しているのは人生を豊かにするために、勇気を出して踏み出そうとしているはずです。
だから、お金に困って辛い思いをしたり、減りゆく貯金を見て心が不安定になったりしないように、使える制度はしっかり使って、あなたをお金の心配から解放してあげてください。
まとめ:仕事を辞めるなら貯金じゃなくて収入が大事!
以上、貯金100万円で仕事を辞めるなら「社会保険給付金の傷病手当と失業手当の両方を受け取ること」ということをお届けしてきました。
結論は、貯金100万円で仕事を辞めるのは正直キツイです。仕事を辞めると「貯金100万円なら半年」、「貯金200万円なら1年」しかもちません。
そして、貯金と精神状態は比例しますから、貯金だけを頼りに仕事を辞めてしまうと、必ず苦しい思いをすることになります。
そうならないために、社会保険給付金サポートの退職コンシェルジュを利用して、「失業手当」と「傷病手当」の両方を受け取ることができれば、最大で28ヶ月間の収入を確保することができます。
仕事を辞めようと考えているなら、無料説明会に参加してお話を聞いてみるだけでも、視野が広がって、きっと明るい未来を思い描けますよ!
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