理不尽な上司にはどう対応したらいい？自分を守るための対処法5選

感情的にキレたり、膨大な仕事や残業をおしつけたり、はたまた、ミスをすました顔でなすりつけてきたり...理不尽な上司は本当に困ったものです。そんな上司のせいで身も心もズタボロになってしまうまえに、自分を守るための対処法をお届けします。

ｻﾑﾗｲｼﾞﾏ

今回は、こんなお悩みを解決できる記事をお届けします。私も、理不尽な上司に耐えていた時期があります。辛い気持ちは痛いほど分かるので、この災難を一緒にのりこえましょう！

この記事では、理不尽な上司に限界を感じている人に向けて、「理不尽な上司の特徴とよくある言動」→「自分を守るための5つの対処法」→「理不尽な上司から解放されるために」の流れでお届けしていきます。

もしも、限界をこえて耐えられそうにないときは、「会社を辞めてしばらく心を休ませる」というのも、大切な選択肢のひとつです。会社を辞めたとしても毎月まとまったお金を受け取れる『優しい制度』だってありますから、無理だけはしないようにしましょう。

理不尽な上司の特徴とよくある言動

まず、「理不尽な上司」と言っても、「感情的に怒鳴られる・キレられる」や「無理な納期や残業を強いられる」、「そんなことは言ってない！と責任転嫁される」など、いろんなケースがあります。あなたに合った対処法を考えるためにも、よくある言動を確認しておきましょう。

① 感情的に怒鳴る・キレる

理不尽な上司の言動でよくあるのが、「感情的に怒鳴る・キレる」です。小さなミスなのに大失敗したかのごとく、激しく怒鳴る上司がいますよね。他の人がミスしたときは、笑いながら軽く注意するだけなのに、自分のときだけあきらかに違う、なんてことも。

他にも、上司が電話をしながら出社してきたので、あいさつをしなかったら「挨拶くらいしろっ！」とキレられたり...カルシウムが足りていないのかもしれませんね。

② 指示が曖昧・二転三転する

曖昧な指示しかしてこないのに、あとから「あーでもない、こーでもない」と言ってきたり、指示された通りにやったのに、あとから「そんなことは言ってない」と、てのひらを返してきたり、そんな理不尽な上司には疲れてしまいますよね。

「朝令暮改」という言葉があるくらいですから、太古の時代からこういう理不尽な上司は存在していたのかもしれません。

③ 無理な納期や過剰な残業を強いる

理不尽な上司から「この資料、明日の朝イチまでに仕上げておいて」と、無理難題を言われることもあるのではないでしょうか。人手や時間が足りないとわかっていても「いいからやれ」、「根性でやれ」、「それがお前の仕事だろ」と。

断ろうとしても「文句があるならやめれば？」と聞く耳をもたず、「やるのが当たり前」、「間に合って当然」といった態度で、自分はそそくさと帰っていく。正常な人間とは思えないような理不尽な上司もいるようです。

④ 成果を横取りする／手柄は自分のもの

成果を横取りしたり、失敗を擦り付けられたり、これも理不尽な上司によくある言動です。長い時間かけて企画・準備したプレゼンを、なぜか上司が先に登壇し、「この企画は私が中心となって進めてきました」と堂々と説明を始めるなんてことも。

逆に、失敗は全て部下の責任にされます。上司の指示通りに作成したにもかかわらず、内容に不備があったことが後から発覚すると、上層部への報告では「部下が確認を怠った」「部下が勝手にやった」と全責任を押し付けられることもあるようです。

⑤ 言葉や態度に威圧感がある

報告にいくと、いつも「で？」「それでどうすんの？」といった高圧的な口調で返されたり、腕を組んでにらみつけてきたりするような上司。また、いつも見下したような態度をとっていて、「そんなことも分からないのか？」と、ため息混じりの反応をする上司もいるようです。

他にも、質問すると「あぁ？」といったイライラしたような雰囲気で、いつも威圧感を出してくるような理不尽な上司もいます。

⑥ 部下によって態度を変える

お気に入りの部下にはニコニコとやさしく接するのに、そうでない部下にはネチネチと文句を言ったり冷たく接するような上司もいます。お気に入りの部下がミスをしても「次がんばろうぜ！」で済ませるのに、他の部下が同じミスをすれば会議で叱責するなんてことも。

それだけならまだしも、評価や昇進の判断にも差があって、努力や実績よりも上司から“好かれているかどうか”で決まるようなことあるようです。こんな上司はあまりにも理不尽すぎますね。

⑦ 自分の非を絶対に認めない

どんなに明らかに間違っていても「俺は悪くない」「お前が悪い」で押し通すような理不尽な上司。上司の指示通りに進めたはずなのに、失敗した途端、「そんな指示はしていない」「お前の理解が足りなかった」と自分の非を一切認めない。こんな理不尽な上司は最悪です。

他にも、上司に手渡しした書類を上司が紛失したのに、「俺はそんな書類を見ていない」「俺を疑うのか」「お前がなくしたんだろ！」と、神経を疑うような理不尽な上司もいます。

⑧ 部下の話を全く聞かない／遮る

相談しても「言い訳するな」と一蹴して、話をまったく聞こうとしない上司、ほんとうに嫌になっちゃいます。他にも、こっちが話し始めた瞬間、「そんなの無理に決まってる」「時間の無駄だ」「お前の考えは甘い」と言って話をさえぎり、一方的に否定し、意見を最後まで聞こうとしない上司も。

また、「今、忙しいから」「あとにして」と取り合わなかったにもかかわらず、あとから「なんでもっと早く報告しなかったんだ！」と言ってくる上司、理不尽にもほどがあります。

⑨ プライベートに過度に干渉してくる

結婚・休日の過ごし方・趣味など、仕事と関係のないことに口を出してきて、指図してくるような上司。何様のつもりなのでしょうか。「早く結婚しろ、そうすれば仕事のモチベーションが上がるぞ」と...大きなお世話ですね。

他にも、「休みの日は家にずっといないで、○○へ行け」、「そんなことしてるくらいなら、今度の休み○○に連れて行ってやるよ」と...好きにさせてもらえませんでしょうかね。休みの日の過ごし方を上司に否定されるなんて、あまりにも理不尽すぎます。

⑩ 嫌がらせやパワハラ的な言動が日常的

「やる気がない顔をしている」「お前のせいでみんなの士気が下がっている」と、根拠がない嫌がらせのような発言をしたり、他の社員がいる前で「お前は社会人失格だ」「クビにしたいくらいだ」とパワハラ発言をする理不尽な上司。

他にも、一方的に嫌われて無視されたり、過小な評価をされたり、仕事を与えられなかったり。こんな理不尽な上司のもとでは、誰も働きたくありません。

理不尽な上司にどう対応する？自分を守るための5つの対処法

ここまで、理不尽な上司の特徴とよくある言動を紹介してきました。そのなかに、あなたを苦しめている理不尽な上司はいらっしゃいましたか？思い出すだけでも気分が悪くなってしまいますよね。ここでは、理不尽な上司から自分を守るための対処法を５つお伝えしていきます。

対処法①：まずは理不尽な上司から学んでみる

理不尽な上司に対して「まずは学んでみる」という姿勢は、一見すると受け身で耐えることのように思えるかもしれません。しかし、実際には「客観的な視点」で見ることで、気持ちを落ち着かせることができ、意外にも自分の成長につながるヒントも見えてきます。

※このお悩み相談の内容は、個人が特定されないようご本人の許可のもと、他の事例をもとに改変を加えた内容になっており、実際の相談内容とは異なります。（分類：職場の人間関係の悩み）

もちろん、どんな理不尽も受け入れようという話ではありません。「もう我慢の限界！」というときは、“逃げる”という選択を。ただ、理不尽な上司に振り回されるのではなく、「自分の糧に変える」これは簡単なことではありませんが、やってみる価値はあると思いませんか？

対処法②：上司の言動や状況を冷静に記録する

理不尽な上司への対処法として効果的なのが、「上司の言動や状況を冷静に記録する」ことです。客観的な証拠は、人事や労働組合、法律の専門家に相談するときに有効であるだけでなく、記録があつまればあつまるだけ、あなたの「心の支え」になります。

この先、あなたがどんな選択をするとしても、記録は必ず、あなたの強力な味方になってくれます。記録があるだけで、あなたの戦い方、生き方の選択肢が果てしなく広がっていきます。想像するだけでも、心に少し余裕が出てきませんでしたか？

対処法③：上司との接点を減らす工夫をする

理不尽な上司からのダメージを減らす方法として「上司との接点を意識的に減らす」ことが効果的です。接する時間が少なければ、それだけストレスを受ける機会も減ります。これは逃げではなく、自分の心を守るためにとても大切な手段です。

理不尽な上司とのやりとりは、なるべく対面や電話を避けて、メールやチャットで報告・相談・連絡を行うようにしましょう。そうすることで、感情的なやり取りを回避できるだけでなく、証拠もしっかりと残すことができます。

対処法④：信頼できる上司や人事に相談する

理不尽な上司に悩まされていると、「もうどうしていいかわからない」「誰にも相談できない」と孤独な気持ちを抱いてしまいますよね。そんなときに効果的なのが、「信頼できる上司や人事に相談する」という対処法です。

※このお悩み相談の内容は、個人が特定されないようご本人の許可のもと、他の事例をもとに改変を加えた内容になっており、実際の相談内容とは異なります。（分類：職場の人間関係の悩み）

社内に信頼できる相談先が見つからない場合は、労働基準監督署や外部のハラスメント相談窓口などを活用することも考えてみてください。あなた自身を守るためにも、「助けを求めること」は決して弱さではありません。

一人で抱え込まず、信頼できる人に話すことで、状況は必ず変わり始めます。理不尽な上司に自分の人生を振り回されないためにも、勇気を出してほんの一歩踏み出してみてください。

対処法⑤：限界を感じたら「逃げる」ことも選択肢

理不尽な上司にどれだけ耐えても、暗闇から抜け出せないことがあります。「逃げる＝負け」と考えてしまいがちですが、本当はあなたの心や人生を守るための正しい選択なのです。限界を感じたときには、「逃げる」ことも立派な対処法の一つであることを、絶対に忘れないでください。

※このお悩み相談の内容は、個人が特定されないようご本人の許可のもと、他の事例をもとに改変を加えた内容になっており、実際の相談内容とは異なります。（分類：職場の人間関係の悩み）

もし、あなたが「もう無理かもしれない」と感じているなら、それは心が発するSOSです。我慢を美徳にせず、大切な一歩を踏み出しましょう。

それでも、「お金がないから辞めれない．．．」というのなら、社会保険給付金サポートサービスをやっている退職コンシェルジュに無料相談してみてください。会社を辞めても２年くらいは、働かずに収入を得ながら心と体をやすめることができます。

理不尽な上司に人生を壊される前に、「逃げる」という選択肢を自分に許してあげてください。逃げることは、自分を守り、より良い未来に向かって進むための立派な行動なんです。

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退職コンシェルジュについて、▼こちらの記事で詳しく解説しています。

理不尽な上司と付き合っていくのは無理だと感じたら

ここまで、理不尽な上司から自分を守るための対処法をお届けしてきました。理不尽な上司と付き合っていくのは無理だと感じたら、部署異動ができないかさぐってみてください。それが難しそうなら、会社を辞めて新しい人生に向かっていくことをおすすめします。

職務変更や部署異動の可能性がないか探る

まずは、理不尽な上司と付き合っていくのは無理だと感じたら、職務変更や部署異動の可能性がないかさぐってみてください。

ひとつ注意してほしいのは、「前向きな動機」を振りかざして職務変更や部署異動をして欲しいと伝えることです。そうすることで、角が立ちにくくなりますから。

職務変更や部署異動で理不尽な上司とお別れできれば、ひとまず安心です。

辞める＝負けではない！自分を守る選択を

職務変更や部署異動は難しそうというときは、いよいよ、退職を真剣に考えましょう。会社を辞めるということは、決して「負け」ではありません。あなた自身を守るための大切な選択肢なのです。理不尽な上司のせいで、心が壊れてしまったら元も子もありませんから。

あなたの心と体は取り替えがきかない大切なものです。理不尽な上司のせいで心が壊れてしまう前に、一度立ち止まって、「自分を大切にする選択肢」があることを思い出してください。

退職しても「大丈夫」と思える環境の準備

いざ、理不尽な上司とのお別れを決意しても、「会社を辞めるとお金が無くて生活できない．．．」という不安がおしよせてくることがあります。だけど、毎月まとまったお金が入ってくる「安心」があれば、理不尽な上司にとっととお別れを告げて、新しい人生に向かって大きな一歩を踏み出せるのではないでしょうか。

そんなときは、社会保険給付金サポートサービスをやっている退職コンシェルジュに無料相談してみましょう。会社を辞めたあと社会保険給付金をいくらもらえるのか、やさしく教えてもらえますから。

会社を辞めたあと、「こころ」と「からだ」を休めながら、毎月１５～３０万円くらいもらうことができます。それも２１～２８ヶ月もの間！人によって受け取れる金額が違うので、ぜひ退職コンシェルジュに無料相談して計算してもらいましょう。

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まとめ：理不尽な上司から解放されるためには？

以上、「理不尽な上司から自分を守る」ための対処法をお届けしてきました。最後に、理不尽な上司から解放されるためのステップをまとめてみます。

いろいろ試してみたけど、理不尽な上司に「もう限界かも．．．」というときは、自分を守るために、お願いですから「耐えない」という選択をしてください。

ｻﾑﾗｲｼﾞﾏ

会社を辞めても「大丈夫」と思える環境を知っておくと、すごく安心できますから、「社会保険給付金」というものがあることを知っておいてくださいね。

社会保険給付金サポートサービスをやっている退職コンシェルジュでは、会社を辞めたあと社会保険給付金をいくらもらえるのか、やさしく教えてもらえます。

次の条件に当てはまっている人は、退職コンシェルジュのサポートを受けることができるので、無料相談してみましょう。あなたが「いくら」を「いつまで」もらえるのか教えてもらえますよ！

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