同僚と仲良くできなくて、会社に行くことが苦痛に感じる...同僚との関係がうまくいっていないと、職場の居心地がものすごく悪く感じてしまいますよね。どうしたら悩むことなく、今の職場で快適に働けるようになるのでしょうか。
この記事で解決できるお悩み
- 同僚と仲良くしたいけど会話が続かない
- どうしても好きになれない同僚がいる
- 同僚に嫌われてしまって避けられている

この記事では、同僚と仲良くできないことで悩んでいらっしゃる人に向けて、「同僚と仲良くできないことは悪いこと?」→「同僚と仲良くできない理由」→「同僚と仲良くできなくても快適に働く方法3選」の流れでお届けしていきます。
と、その前に。同僚と仲良くできなくて、会社に行くのが辛い...というときは、▼こちらの記事を読んでみてください。
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同僚と仲良くできないときのよくある状況
「同僚と仲良くできない・仲良くなれない」というとき、寂しい思いをしたり、辛い思いをしたりすることがよくありますよね。どうやったら、快適に働けるようになるのか考えていく前に、一度、同僚と仲良くできないときのよくある状況を整理していきましょう。
話しかけても会話が続かない

こちらが勇気を出して話題を振っても、返事がそっけなかったり、一言で終わってしまうと「嫌われているのかな」「やっぱり同僚と仲良くなれないのかもしれない」と不安になってしまいますよね。
しかし、相手が会話を広げてくれないのは必ずしも自分のせいではありません。同僚の性格が控えめだったり、仕事に集中していたり、そのときの気分によることもあります。会話が続かなくても最低限のコミュニケーションが取れていれば大丈夫。無理に話題を探そうとせず、「今日は挨拶だけでいい」と思うくらいで十分なのです。
飲み会やランチに誘われない

周囲が楽しそうに集まっているのを見ると、自分だけ置いていかれたような孤独感が強まり、「やっぱり仲良くなれていないのかな」と不安が膨らんでしまいますよね。しかし、誘われないこと=嫌われているとは限りません。
相手も「忙しそうだから声をかけづらい」と思っているのかもしれませんし、単純にその場のメンバーで予定を組んでいるだけのことも多いのです。誘われなかったからといって自分が嫌われているというわけではありません。むしろ、ランチの時間を自分のリフレッシュに使ったり、趣味に充てたりと前向きに活用することもできます。
仕事の相談や情報共有がしづらい

「こんなこと聞いたら迷惑かな」「距離があるから頼みにくい」と思ってしまうと、仕事自体が進めづらくなってしまいますよね。また、周囲が自然に情報を共有しているのに自分だけ取り残されている気がすると、「やっぱり同僚と仲良くなれない自分は不利だな」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。
けれども、仕事の場ではあくまで必要なコミュニケーションが取れていれば十分です。仲良しでなくても、業務上の相談や連携はできるもの。勇気を出して一言「これについて教えていただけますか?」と聞くだけでも関係は変わります。まずは仕事に必要な最小限のやり取りを意識することが大切です。
孤立しているようで不安になる

周りが楽しそうに会話しているのを見たり、LINEグループで盛り上がっている様子を知ったりすると、自分の居場所がないように感じてしまうかもしれません。でも実際には、職場での人間関係は表面的なつながりが多く、本当に深く心を許している人は少ないのです。
孤立しているように思えても、それは「深く関わらない距離感を保っている」というだけのことかもしれません。大切なのは「孤立=悪いこと」と決めつけないこと。必要なコミュニケーションができていれば、あなたは職場にきちんと居場所を持っているのです。
同僚と仲良くできない・仲良くなれないことは悪いこと?
ここまで、同僚と仲良くできないときのよくある状況について整理してきました。あなたの状況と似ているものはありましたか?ここでは、「同僚と仲良くできない・仲良くなれない」ということは果たして悪いことなのか、一緒に考えていきましょう。
職場は「友達作りの場」ではない

なぜなら、職場はお友達をつくる場所じゃないからです。
職場とは、会社が価値を社会に提供するために必要な労働力を従業員から提供してもらうための場所です。たまたま、気が合う人がそこにいたのなら仲良くすることは全然問題ありませんが、
- 気が合わない人
- ムカつく人
- 意地悪な人
こんな人たちと、わざわざ仲良くしようとする必要はあるのでしょうか。必要以上に自分を責めず、「職場は友達関係を築くための場所ではない」と心に留めておくことで、余計なプレッシャーから少し解放されるでしょう。
性格や価値観の違いがあるのは当然

人は育ってきた環境も、これまでの経験も異なるため、考え方や物事への向き合い方が違って当然です。明るく社交的な人もいれば、静かに過ごしたい人もいますし、仕事の進め方や優先順位の付け方にも違いがあります。そのため、「なぜこの人とは合わないんだろう」と悩むよりも、「違いがあるのは自然なこと」と捉える方がずっと気持ちが楽になります。
むしろ、職場には多様な人がいるからこそ、チームとして補い合うことができるのです。価値観の違いを無理に埋める必要はなく、「違っていい」と自分に言い聞かせることが、心を守る第一歩になります。
「無理に仲良くしなきゃ」と思う必要はない

しかし、無理に仲良くしようとする必要はないのです。大切なのは最低限の礼儀やコミュニケーションであり、必ずしも深い人間関係を築くことではありません。むしろ、仲良くなろうと頑張りすぎて空回りすると、かえってぎこちなくなってしまうこともあります。
「挨拶や業務上のやり取りができていれば十分」と割り切ることで、余計なストレスから解放されるでしょう。仕事において求められるのは成果であり、友人のような関係性ではありません。無理をせず、自分に合った距離感で同僚と接することが、長く働くうえでの安心につながります。
同僚と仲良くできない・仲良くなれない理由
ここまで、「同僚と仲良くできないことは全然悪いことなんかじゃありませんよ」ということをお伝えしてきました。さて、「どうして自分は同僚と仲良くできないんだろう」と疑問に思うことはありませんか?ここでは、同僚と仲良くできない・仲良くなれない理由についてお伝えしていきます。
仲良くなれない人とはどう頑張っても仲良くなれない
同僚と仲良くする必要はないとは言っても、毎日顔を合わせるわけだから気になってしまいますよね。ご安心ください。同僚と仲良くできないのは、あなたが悪いからではありません。
同僚と仲良くできない理由は、仲良くなれない人とはどう頑張っても仲良くなれないからです。
ここで、一つ質問をします。

「あんまり覚えていない」というのが正直な答えではないでしょうか。
それは、頑張って友達になったわけではなくて、自然と話すようになり、自然と遊ぶようになり、自然と友達になったからです。
そして、気が合わない人とは自然と遊ばなくなり、自然と話さなくなったはずです。
仕事では仲良くなれない人とも関わらないといけない
だけど、職場では仲良くなれない人・仲良くできそうにない人とも関わらないといけません。
- 気が合わない人
- ムカつく人
- 意地悪な人
こんな同僚がいたとしても、同じ空間で毎日数時間過ごすわけだから、仲良くしないといけないと誤解してしまいます。
仲良くなれない人とはどう頑張っても仲良くなれませんから頑張らないでください。
頑張って同僚と仲良くなれたとしても、それからの日々は関係が壊れないように気を遣う毎日しか待っていません。そんな人を本当に仲が良いと言えるのでしょうか。
もし、その同僚が勤続年数や年齢の違いや利害関係の絡みから、どうしてもフラットに話ができないだけで、本当は気が合う人だったとしたら、いつか本心が垣間見えるときが来て、自然と仲良くなります。
だから、同僚と仲良くしようと頑張ることはしないで、ありのままのあなたで仕事に取り組んで下さい。
体験談:3年後に仲良くなった後輩の話
かつて私が働いていた職場にいた1歳年下の後輩とは、3年間、お互い敬語で業務上必要なこと以外会話することはありませんでした。
それなのに、その後輩が入社して4年目の頃には、お菓子を奪い合ったり、社内チャットで毎日くだらないやり取りをするくらい仲良くなっていました。どうして仲良くなったのかは覚えていません。
本当は気が合う人だったら、時間がかかったとしても自然と仲良くなるものです。
同僚と仲良くできなくても快適に働く方法3選
あなたは同僚と仲良くできなくて悩まれているわけですが、本当は、快適に働けさえすれば何の問題も無いのではないでしょうか。
だから、ここでは快適に働くための方法を3つ紹介します。
快適に働く方法3選
- 仕事のルールはきちんと守る
- 職場でスペシャリストになる
- 会社・チームの目的を意識する
方法①:仕事のルールはきちんと守る
同僚と仲良くできなくても快適に働く方法の一つ目は、仕事のルールはきちんと守ることです。当たり前のことかもしれませんが、納期や約束した時間を守る、自分の職務は責任をもってやり遂げることが大切です。

自分の職務を怠っていたら相手だってそう思います。
納期や約束した時間を守り、自分の職務を責任もってやってさえいれば、よほどイカれた人でなければ嫌がらせをしたり、危害を加えたりしてくることはありません。
方法②:職場でスペシャリストになる
同僚と仲良くできなくても快適に働く方法の二つ目は、職場でスペシャリストになることです。あなたの職場にも、分からないことがあったらこの人に聞けばOK、という人がいるはずです。

なりませんよね。困ったときに質問や相談しなければならないから、多少ムカついたとしても良好な関係を築こうとします。
だから、あなたがその道を極めて、この仕事で分からないことがあったらあなたに聞けばOKという人になれば、みんなあなたと良好な関係を築こうとしてくるでしょう。時間はかかるかもしれませんが、同僚と仲良くできなくても快適に働く方法として、かなり効果的ですよ!
方法③:会社・チームの目的を意識する
同僚と仲良くできなくても快適に働く方法の三つ目は、会社・チームの目的を意識することです。
はじめに、仕事で得られる2つの幸福感について紹介しておきます。
仕事で得られる2つの幸福感
・自分の仕事だけをして給料をもらう
このとき得られる幸福感というのは、ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質による幸せです。
・会社やチームの目的達成に貢献した
このとき得られる幸福感というのは、オキシトシンと呼ばれる神経伝達物質による幸せです。
ここで一つ質問をします。

思いませんよね。ドーパミンによる幸せは手に入れたらそこで終わりなんです。
逆に、会社やチームの目的達成に貢献したことは、いつ思い出しても幸せを感じれます。
だから、まともな会社で働いているのであれば、会社・チームの目的を意識して働いたほうが気持ちよく働けます。
それに、同僚からの印象だって違います。
日曜劇場「半沢直樹」を見ていれば分かると思いますが、私利私欲のために働く大和田常務と、会社のため、顧客の利益のために働く半沢直樹のどちらと一緒に働きたいか考えてみると分かるはずです。
まとめ:同僚と仲良くすることよりも大切なこと
以上、同僚と仲良くできないことで悩んでいるとき、どうすれば快適に働くことができるのかについてお届けしてきました。
快適に働く方法3選
- 仕事のルールはきちんと守る
- 職場でスペシャリストになる
- 会社・チームの目的を意識する
同僚というのは、同じ空間で毎日数時間過ごすわけだから、仲良くしないといけないと誤解してしまいます。だけど、残念なことに仲良くなれない人とはどう頑張っても仲良くなれません。
だから、仲良くしようと努力するのではなくて、「どうやったら快適に働くことができるのか」に力を注いで、あなたが、今の職場で快適に働けるようになることを願っています。
もしも、「同僚と仲良くできなくて、会社に行くのがつらい...」、「同僚のことを考えすぎて、疲れちゃった...」というときは▼こちらの記事をどうぞ。
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