仕事の内容は嫌いじゃなくても、上司から嫌われている気がするだけで、会社に行きたくなくなったり、同じ空間にいるとソワソワしてしまったり...、そんなお悩みを解決するために「上司に嫌われているときに気にしない方法」について解説していきます。
この記事で解決できるお悩み
- 上司に嫌われている気がして辛い
- 上司から嫌われていないか不安
- 上司の言動を気にしないことができない

この記事では、上司に嫌われている気がするとき、「上司に嫌われている気がするとき「気にしない」ことが難しい理由」→「嫌われているときに気にしない方法」→「嫌われているとき“気にしない”ための注意点」の流れで解説していきます。
▼もしも、上司から嫌われてる気がして耐えられないから、もう辞めたい!という人は、こちらの記事を読んでみて下さい。
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上司に嫌われている気がするときってどんな時?
上司に嫌われている気がするようになったのは、どんな出来事がきっかけだったでしょうか?自分の気持ちを整理するためにも、上司に嫌われている気がすると感じた出来事を振り返ってみましょう。
話しかけても素っ気ない

質問しても短い返答だけ、雑談をしてもすぐに切り上げられる…。そんな態度が続くと「嫌われているのでは?」と不安になりますよね。
しかし、実際には仕事で忙しいだけ、もともと無口な性格という場合もあります。大切なのは“事実”と“自分の感情”を切り分けることです。「素っ気ない態度=嫌われている」とは限らないと意識してみましょう。
避けられている気がする

目を合わせてくれなかったり、話を振られなかったりすると気持ちが落ち込みます。ただし、これは必ずしも“嫌い”という感情ではなく、上司が単純に余裕がない場合や、誰に対してもそっけなく振る舞うタイプの可能性もあります。
気にしすぎると心が疲れてしまうので、避けられていると感じても「気のせいかもしれない」と切り替えることが大切です。あとで、じっくり「上司に嫌われているときに気にしない方法」を解説していきます。
人事評価が極端に低い

評価は確かにモチベーションに直結するのでつらいですが、人事評価は必ずしも上司の感情だけで決まるものではありません。部署全体のバランスや会社の方針によることも多いのです。
「自分が否定された」と捉えるのではなく、「会社の仕組みの中の一つの評価」と受け止めることで、気持ちが少し軽くなりますよ。こんなときは、やっぱり、「上司に嫌われているときに気にしない方法」が必要ですよね...
些細なことで注意される

他の同僚には甘いのに、自分だけ細かく叱られると傷つくものです。しかし、上司によっては「伸びてほしい」という思いから厳しく接しているケースもあります。もちろん理不尽に感じることもありますが、それを“嫌われている証拠”と断定する必要はありません。
「この指摘は成長のために受け止めよう」と考えることが、気持ちを切り替えるコツです。イライラや不安に流されないためにも、あとで解説する「気にしない方法」を取り入れて心を守りましょう。
雑用ばかり押し付けられる

ただし、雑用はチームに欠かせない仕事でもあります。もちろん不公平さを感じるなら意見を伝えることも大切ですが、「誰にでもできる仕事を確実にこなす姿勢」も評価につながる場合があります。
「上司に嫌われている」と思い込んでストレスを溜めるより、「ここでの経験は将来に活かせる」と割り切るほうが自分の心が守られます。そのためにも「上司に嫌われているときに気にしない方法」を実践して、自分を保ちましょう。
挨拶をしてもらえない

でも、上司が単に考え事をしていたり、忙しくて余裕がなかったりすることもあります。こちらから明るく挨拶を続けること自体が、自分の印象を良くする行動ですし、自分の気分も前向きになります。
「無視された=嫌われている」と決めつけずに、「気づかなかっただけかも」と軽く受け止める姿勢が大切です。こうした場面で役立つのも「上司に嫌われているときに気にしない方法」です。
ランチに誘っても断られる

しかし、上司には単純に一人で休みたい日があったり、仕事の都合で外に出られないこともあります。毎回断られるなら距離を置いている可能性もありますが、1~2回で「嫌われている」と決めつけるのは早いかもしれません。
大切なのは、自分の心を追い詰めすぎないこと。「断られた=人間関係が悪い」とは限らないのです。気持ちが揺らいだときこそ、「上司に嫌われているときに気にしない方法」を実践して、自分を守っていきましょう。
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上司に嫌われている気がするとき「気にしない」ことが難しい理由
あなたが、上司から嫌われている気がするようになったきっかけは思い出せましたか?実は多くの人が、上司の言葉や態度が以前と変わったことによって、嫌われている気がするようになってしまうことが多いんです。
そして、「嫌われてるのかも...」と一度気になり出したらずっと考えてしまって、「気にしない」ということが本当に難しいですよね。どうしたら、この辛い気持ちから解放されて、またいつも通り働けるようになるか一緒に考えていきましょう。
気にしないようにすればするほど気になる脳の仕組み
さて、上司に嫌われている気がするとき、お友達や同僚に相談すると、よく「気にしないのが一番」と言われます。しかし、この方法は正解なのでしょうか?――答えは△です。
なぜなら、気にしないことが一番なのは間違いありませんが、実際に気にしないことは難しいからです。人の脳は、気にしないようにしようすればするほど、気になってしまうように働いてしまいます。
たとえば...

こう言われたら、今まで何にも気にしていなかったのに、お尻の感覚が気になってしまいます。これと同じように、上司に嫌われているかどうかを気にしないようにすればするほど、意識はそちらに向かってしまうのです。だからこそ「気にしない方法」を知って、自分の心を守る工夫が必要になります。
気にしないようにすればするほど気になる実験
心理学でも「気にしない」と思うほど逆効果になることが実験で確かめられています。
先ほどの「お尻の感覚」のお話もそうですが、他にも「白クマのことは考えないで」と言われると、かえって白クマを思い浮かべてしまいますよね。このような「考えないようにしたことは、かえって意識に残る」という研究結果が数多く報告されています。
つまり、「上司に嫌われている」と感じたときに無理に忘れようとすると、頭の中でその思いが何度も再生されてしまうのです。だから「気にしない」こと自体を目標にすると苦しくなります。
大切なのは、「上司に嫌われているときに気にしない方法」を知り、自然に意識を切り替えられる工夫をすることです。そうすることで、上司の態度に一喜一憂せず、自分のペースを保てるようになります。
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上司に嫌われている気がするとき「気にしない方法」3選
上司に嫌われている気がするときに、「気にしない方法」として、「こう考えたら気持ちが楽になる!」おすすめの考え方を3つ紹介します。人から嫌われている気がするときっていうのは、モヤモヤして眠れなかったりしますから、この考え方があなたの役に立てることを願っています。
真意はわからないと自分に言い聞かせる

わかりやすく簡単に言うと、「私は超能力を使えない」という考え方です。
バカみたいなことを言っているように聞こえますけど言いたいことは、超能力を使えるわけじゃないから、上司が本当はどう思っているのか分かるわけがないという考え方です。
もし...
- 上司は他の同僚には良く話しかけるのに私には話しかけないから、嫌われているんだろうか...
- 私がちょっとしたミスをして以降、上司からのあたりが強くなったから嫌われたんだろうか...
- 私のことを陰で悪く言っているのを聞いてしまったんだけど、嫌われているんだろうか...
こんな風に考えてらっしゃるなら、次の3つの質問について考えてみて下さい。
質問
質問①:どれくらい嫌われていると思いますか?
質問②:何が原因で嫌われたと思いますか?
質問③:何を改善すれば嫌われなくなると思いますか?
こう聞かれたら、私だったらこう思います。

上司から嫌われているかどうか本人に確かめたところで、本当に嫌っていたとしても「良く気づいたな!その通りだ。嫌いだ!」と、言うわけはありませんから、上司からどう思われているか知る方法は存在しないんです。
だから、上司に嫌われている気がして、そのことばかり考えてしまって辛いときは、「私は超能力を使えないから、上司が自分のことをどう思っているのか考えるのは無駄」と自分に言い聞かせてあげることで、少しは気が楽になりますよ。これは「上司に嫌われているときに気にしない方法」としてとても効果的な考え方です。
上司からのイメージを自由に書き換える

わかりやすく簡単に言うと、「私を嫌っている上司は虚像」だという考え方です。
どうして、私を嫌っている上司は虚像なのかというと、上司にうそ発見器をつけて「私を嫌っていますか?」「嫌った理由は何ですか?」と問いただしたわけでもなく、ドラえもんから「正直太郎」を借りてきて、その上司に持たせて本音を喋らせたわけでもないからです。
だから、自分を嫌っている上司というのは、自分の中で作り出された虚像の可能性を否定はできませんよね。
もしかすると...
- あなたが忙しそうだから邪魔してはいけないと思って話しかけなかっただけかもしれない。
- 配偶者とぎくしゃくしていて、ほぼ八つ当たりのような感じであなたに強く当たってしまっただけかもしれない。
- 陰口じゃなくて、あなたにこうなって欲しいという願望を他の人に話していただけかもしれない。
「話しかけられない」「強く当たられる」「陰口が聞こえた」これらのすべての背景・要因を知ることはできませんから、自分の脳内で作り出された虚像でしかありません。
もっと言うと、自分で作り出した虚像なんだから、自由に作り変えてもいいんですよ。
虚像は自由に作っていい
私を仕事に集中させてくれようとしている。
私の方がかっこいいから妬まれている。
私に尊敬されたいから気を引こうとしている。
こう考えてみるだけでも、少しは楽になります。この方法も「上司に嫌われているときに気にしない方法」として実践しやすい方法です。
会社は“仕事をする場所”として割り切る

別の言い方をすると、「職場は何をするところ?」これを考えてみることです。
職場とは、会社が価値を社会に提供するために必要な労働力を従業員から提供してもらうための場所です。
たまたま、気が合う人がそこにいたのなら仲良くすることは全然問題ないのですが、自分のことを嫌っている人とわざわざ仲良くしようとする必要なんてありませんよ。
本当に嫌われているなら、職場に「人の好き嫌い」を持ち込んだ上司に非があると思います。この方法は「上司に嫌われているときに気にしない方法」としてかなり効果的です。
上司に嫌われている気がするとき“気にしない”ための3つの注意点
ここまで、「上司に嫌われているときに気にしない方法」をお伝えしてきました。しかし、上司に嫌われている気がするときに、ついついやってしまいがちなことが3つあります。あなたが、自己嫌悪に陥ったり、出社するのがもっと辛くなったり、そうしたことがないように次の3つの注意点を心に留め置いていただきたいです。
上司のご機嫌をとろうとしないこと

なぜなら、上司のご機嫌をとろうとすると、上司の顔色を伺って機嫌を損ねないように、ビクビクしながら職場で過ごさなければならなくなるからです。
たとえば、上司の顔色を伺って、「有給休暇をとりたいけど我慢してしまう」「上司が気に入りそうな話題をわざわざ休みの日にリサーチする」みたいに、ストレスがたまりそうなことが増えてしまいます。
上司のご機嫌をとろうとするのは、あなたにストレスを与えて苦しめることに繋がりますから、そうならないように注意しておきましょう。上司のご機嫌をとろうとせず「上司に嫌われているときに気にしない方法」をしっかり実践すれば大丈夫です!
上司の気持ちを探ろうとしないこと

なぜなら、無理して上司との距離をつめようとしたり、無理してわだかまりを取り除こうとすると、お互いにストレスを感じてしまう可能性があるからです。
上司から本当に嫌われていたとしても、本音で話せるわけがないので、結局、当たり障りのない話をして、わだかまりが深まってしまうのではないでしょうか。ですから、上司と一対一で会話して相手の気持ちを聞こうとすることはせずに、「上司に嫌われているときに気にしない方法」をしっかり実践してください。
自分のことを責めてしまわないこと

なぜなら、人は辛い状況に陥ると、悪いほうに悪いほうに考えてしまうからです。
どんなアイドルでも、ファンレターを書いてくれるくらい好んでくれる人もいれば、SNSで悪口を書き込むくらい嫌悪感を抱く人もいます。これと同じようにみんなから好かれることは無理なことです。
だから、もしも上司から嫌われてしまっていたとしても、あなた自身を責めないであげてください。「上司に嫌われているときに気にしない方法」を実践すれば、気にならなくなりますから。
▼会社に行くのが辛くて、もう辞めてしまいたいという人はこちらの記事を読んでみてください。
まとめ:上司に嫌われてる気がするとき“気にしない”ための考え方
以上、上司に嫌われている気がするとき、「気にしない方法・考え方」をお届けしました。
最後におさらいしておくと、上司に嫌われている気がするとき「気にしない」のはとても難しいことです。
それは、人の脳は気にしないようにしようすればするほど、気になってしまうように働いてしまうからです。だから、上司に嫌われている気がするとき、単に気にしないように心がけても、実際に気にしないことは難しいでしょう。そのため、「上司に嫌われているときに気にしない方法」をお伝えしてきました。
気にしない方法・考え方
- 真意はわからないと自分に言い聞かせる
- 上司からのイメージを自由に書き換える
- 会社は“仕事をする場所”として割り切る
上司に嫌われている気がすると、仕事に行くのもつらくなり、日常生活にも影響が出てしまうことがあります。しかし、手の反応は上司自身の性格やその時の状況によるものであり、必ずしも自分が悪いからではありません。
気にしないための注意点
- 上司のご機嫌をとろうとしないこと
- 上司に気持ちを探ろうとしないこと
- 自分のことを責めてしまわないこと
上司から嫌われている気がしてお辛いことでしょうけど、あなたにしっくりいく考え方を見つけて、悩みのスパイラルから抜け出せることを願っています。
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