悩まない脳の使い方

悩みを話すと楽になるのはなぜ?相談の効果を脳のメカニズムで紐解く

2021年2月15日

悩みを話すと楽になるのは前頭連合野が活性化するから

サムライジマ@samuraijima @samuraijima

 

悩みは話すと楽になると言うけど信じられない...

 

昔の私も、悩みは話すと楽になるなんて理解できませんでした。だけど、脳のメカニズムで紐解いてみると「悩みは話すと楽になる」は正しい、今は胸を張って言えます。

この記事の内容

・悩みを話すと楽になるメカニズム
・お悩みを相談するときの注意点

 

悩みを話すと楽になると聞くけど...

悩みを話すと楽になると聞くけど...

「悩みは誰かに話すと気持ちが楽になる」と良く耳にしますが、なかなか人に悩みを打ち明けるのには勇気がいりますよね。

勇気が...

  • プライドが邪魔をする
  • 他の人にバラされるかもしれない
  • 分かってもらえなかったら辛い

それに、「相談したところで【僕の】or【私の】悩みを解決できるわけがない」と決めつけてしまう気持ちも分かります。

解決できるわけない...

  • 経験したことないヤツにこの気持ちがわかるものか
  • のほほんと生きているアイツにこの悩みを解決できるわけがない
  • 相談して解決できるくらいなら悩んでないよ

あらゆる思いが、辛い悩みを話そうとするときに邪魔をしてきますが、「悩みを話すと楽になる」という現象は脳のメカニズムから考察しても正しいと言えます。

 

悩みを話すと楽になるのは前頭連合野が活性化するから

悩みを話すと楽になるのは前頭連合野が活性化するから

怒り、憎しみ、恨み、嫉み、悲しみ、苦しみ...。

あらゆる悩みで生まれるマイナス感情を取り除くために、簡単で効果的な方法の一つが「誰かに相談すること」です。

理由

悩んでいるとき、人の脳内では感情を司っている扁桃体へんとうたいという脳部位が活性化しています。

そして、脳には次の特性があります。

扁桃体が活性化すると、前頭連合野が鈍化する。

逆に、

前頭連合野が活性化すると、扁桃体が鈍化する。

要するに、前頭連合野ぜんとうれんごうやとよばれる脳の領域を活性化させてあげれば、マイナス感情は取り除かれるということです。

言葉にしたり、文字にしたり、相手に伝わるように悩みを整理することで前頭連合野が活性化されますから、電話でもメールでも対面でも、「誰かに相談すること」によってマイナス感情を取り除かれて楽になることができます。

サムライジマ
友達に相談して気の利いたアドバイスをもらったわけでもないのに、話しただけで気持ちが楽になったという経験はありませんか?

そのとき、あなたの脳内では前頭連合野ぜんとうれんごうやが活性化したことで、必然的に扁桃体へんとうたいが鈍化して気持ちが楽になったと言えます。

 

実際に、東日本大震災の被災者の追跡調査では、地域のつながりが弱い人はつながりが強い人に比べ、心の健康状態が悪くなる割合が4倍以上も高くなることが報告されており、誰かに相談することの重要性を物語っています。

 

悩みを話すときに相手のアドバイスには気を付けて!

悩みを話すときに相手のアドバイスには気を付けて!

悩みを相談するときに、相手からのアドバイスには気を付けてください。

おそらく、あなたのためを思ってアドバイスをしてくれる方もいらっしゃると思いますが、残念ながら人の話を聞くときには前頭連合野は活性化しません。

 

ですから、どちらかと言えば感情優位の脳になってしまって、あなたが共感できるアドバイスだったら嬉しくなりますが、納得できないアドバイスだったらイライラしてしまうことになります。

サムライジマ
どっちに転ぶか分かりませんから、気を付けて下さいね。

 

アドバイスで嫌な気持ちになりそうなときは、相談相手の方には申し訳ありませんが、

一回最後まで聞いてもらっていい?

と言って、ひとまずあなたがスッキリすることを優先してください。

そして、アドバイスが始まったら、ちくわ耳に切り替えてください。

 

どんなに正しく、ありがたいお話であろうと、そのアドバイスを受け取れる状態じゃなかったら、受け取ることはできませんから。

とにかく、あなたが話すこと、又は、文字にすること(メール・チャット等)が悩みからたすかるポイントです。

 

誰にも話せない悩みは知らない人に相談してみる

誰にも話せない悩みは知らない人に相談してみる

相談すればいいとは言っても、周りの人には言えないお悩みもありますよね。

母親に対する悩みは母親には言えないでしょうし、友達に対する悩みは悪口みたいになってしまいそうで友達には話せなかったりします。

また、仕事に関する悩みはプライドが邪魔をして家族や友達に話しにくかったり、病気や性暴力被害の悩みは周りに知られたくなかったりもしますね。

 

そんなときは、厚生労働省のお悩み相談窓口でも、あなたの街にいる心理カウンセラーでも、オンラインお悩み相談室でも、あなたの話を聞いてくれる人はたくさんいますから、迷わず相談してみてください。

かえって知らない人に相談したほうが、余計なことを考えなくてすむから気が楽なことだってありますよ。

 

まとめ

悩みは話すと楽になる理由

辛い気持ちを言葉にしたり、文字にしたり、相手に伝わるように悩みを整理することで前頭連合野が活性化されます。すると、脳の構造上、必然的に扁桃体が鈍化して気持ちが楽になります。

アドバイスには気を付けて!

残念ながら人の話を聞くときには前頭連合野は活性化しません。だから、アドバイスをもらうときは、感情優位の脳になってしまって、プラス感情orマイナス感情のどっちに転ぶか分かりませんから、気を付けて下さいね。

知らない人に相談するのもアリ

・厚生労働省のお悩み相談窓口
・あなたの街にいる心理カウンセラー
・オンラインお悩み相談室...等

脳のメカニズムで紐解いてみると、悩みを話すと楽になる理由がわかりましたね!あなたを苦しめている悩みがあるなら、抱え込まずに悩みを話して楽になってください。

あなたの味方は、ここにいる Enee Roomチャットお悩み相談室「Enee Room(エニールーム)」で、お辛い悩みをエキスパートに相談してみませんか?

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  • この記事を書いた人

samuraijima

1993年、福岡県生まれ。「職場のメンタルヘルスケア」を考える人。20歳から26歳まで会社員として働くなかで、社会が取り組む職場のメンタルヘルス対策に違和感を覚える。「この世は生きづらい」と感じている人に向けて、脳のメカニズムを中心とした悩みを紐解く糸口となる情報をお届けしています。

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